豊和工業株式会社

事業内容について

どんな会社?

Howaはものづくりの現場で
有名な会社です。

暮らしの中で豊和工業の名を耳にすることは少ないかもしれません。ですが、当社の主力製品である工作機械は、Howaブランドとして「ものづくりの現場」で高い支持を集めています。豊和工業は、自動車メーカーや電機メーカーなどの日本を代表する製造業を、確かな技術と豊富な実績で支えている会社です。

世界のものづくりを支える「工作機械関連事業」

当社の主力事業である工作機械関連事業には、「工作機械」「空・油圧機器」「電子機械」の3分野があります。大型機械から精密部品、自動車業界から半導体業界まで、さまざまな製造現場のニーズに応える製品が揃っています。

防衛の一翼を担う「火器事業」

当社は、日本で地上防衛火器を製造する主要メーカーのひとつで、小銃や各種防衛用火器が防衛省で採用されています。また、長年培ってきた世界水準の技術力を猟銃の分野にも活かし、スポーツライフル銃などの民間用製品を米国をはじめとする世界の猟銃市場に輸出しています。

道路や建物内の清掃だけでなく、
災害復旧にも活躍する「特装車両事業」

高速道路・国道から住宅地道路まであらゆる道路の清掃で活躍する路面清掃車は、 昨今頻発する水害後の復旧作業や火山の噴火に伴う火山灰の除去などの災害現場へ活躍の機会を広げています。また、工場・公共施設・レジャー施設等の様々な場所の清掃で活躍する産業用清掃機・床面自動洗浄機までシリーズ化を図り皆様のニーズにお応えしております。

快適な生活環境を実現する「建材事業」

空港や基地近隣など騒音の激しい場所で効果を発揮する「防音サッシ」が看板製品です。他にも浸水被害から地下鉄や地下街を守る「防水板・防水扉・防水自動ドア」や、機密情報の漏洩を防ぐ「電磁波シールドドア」など、機械メーカーならではの高性能製品を世に送り出しています。

今後の取り組み

新中期経営計画(2025年3月期〜2028年3月期)

今般策定した新中期経営計画におきましては、「工作機械関連事業の市場規模に適合した収益構造への変革」と「既存事業の生産性向上による収益力の向上」が喫緊の課題であると認識し、 工作機械関連事業を主体とする体制から事業ポートフォリオを変革し、4つの事業領域がそれぞれの特性を生かしたニッチな分野を探求して事業戦略に取組む体制とし、「収益力の向上」を図ります。 また、当社の特性を活かすことができる新規事業の創出に取り組み、将来の事業拡大に向けた基盤を構築します。 さらに、収益力の向上により得た原資により財務基盤の健全性を維持しながら「成長投資」と「株主還元」の強化を図ることで、企業価値向上と持続的な成長を目指します。

パーパス
基本方針
基本方針

収益構造の抜本的な改革

  事業戦略

事業環境の変化に応じて経営資源を配分し、事業特性を生かしたニッチトップを目指す体制の構築により既存事業の強化及びオーガニック成長による稼ぐ力の向上を図る

財務戦略 財務基盤の健全性を維持しながら、成長投資と安定的な株主還元を実現することで、持続的な成長による企業価値向上を図る

ESG経営 特定したマテリアリティに基づき、優先項目への取組みを推進
・ カーボンニュートラルの実現に向けた推進
・ 人的資本・DX推進による経営基盤の強化
財務目標

新中期経営計画の主要な財務目標(いずれも連結ベース)

財務目標 実績値
(25/3月期)
目標値
(28/3月期)
売上高 248億円 250億円
営業利益 12.5億円 22.0億円
ROE 4.2% 8.0%
ROIC 3.5% 6.0%

なお、本計画の詳細につきましては、こちらよりご高覧ください。